世界の国ごとのお正月の過ごし方
お正月は一年の始まりということもあって、世界中がお祝いムードになります。
そして、所変われば品変わると言われるように、
日本以外の国々ではお正月の祝い方も違いがあります。
まず、アメリカ合衆国ではニューヨーク・シティで行われるお祭りが有名です。
タイムズスクエアでは多くのアメリカ人が集まり、
新年のカウントダウンを行います。
そして、新年を迎えると様々な楽器を鳴らし、
友人達とキスを交わして歌を歌うのです。
次に、スペインでは新年の12秒前から、
プエルタ・デル・ソルという広場の大時計の鐘に合わせて、
1粒ずつぶどうを食べます。
これには鐘の音に合わせて、12粒のぶどうを食べ切れたら、
願いが叶うという風習があるためです。
また、オランダではカウントダウンを行い、
新年を迎えた瞬間に、一斉に花火を打ち上げます。
そして、元旦の午前中には寒中水泳を行うのが定例のようです。
他にも、ルーマニアでは
本物の熊の毛皮を被って街中を練り歩くというイベントがあり、
エストニアでは元旦は食事を七回摂る習慣があります。
このように国々によって、お正月の過ごし方は実に多様。
ですが、その根底にある想いは、
今年も健康で幸せに過ごせますようにという願いです。
案外、世界は広くて狭いのかもしれません。